海外サイズ34・40は何号?日本表記との換算表と失敗しない選び方
海外通販サイトやインポートブランドの店頭で洋服を選ぶ際、タグに記載された「34」や「40」という数字を見て、自分の体型に合うのか迷った経験を持つ方は少なくありません。日本の「7号」「9号」「11号」や「S・M・L」といった馴染みのある表記と異なり、数字の意味が直感的にわかりにくいため、サイズ選びで失敗してしまうケースが後を絶ちません。
特に注意が必要なのは、同じ「40」という表記であっても、フランス規格とイタリア規格では対応する日本サイズが全く異なるという点です。本稿では、海外サイズ「34」と「40」が日本サイズで何号に当たるのかを軸に、ヨーロッパ各国の換算基準、ZARAやハイブランドにおけるサイズ感の差異、そして失敗しないための実寸確認テクニックを分かりやすく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:フランス規格の「34」は日本サイズ7号(XS〜S相当)、イタリア規格の「40」は日本サイズ9号(M相当)が標準目安。
- 要点2:最大の落とし穴は「40」の扱いであり、フランスの40(13号/L〜LL)とイタリアの40(9号/M)では2サイズ分の差が存在する。
- 要点3:失敗を防ぐには号数換算だけに頼らず、バスト・ウエスト・ヒップのヌード寸法と手持ちの服の平置き実寸を照合することが必須。
【結論】サイズ34・40は日本で何号?S・M・L換算と基本の目安
海外製レディース服で頻出する「34」と「40」は、どの国の規格を採用しているかによって指し示す体型が大きく変わります。最も流通量が多いフランス(EU標準)およびイタリアの2大基準における対応関係は以下の通りです。
まず「サイズ34」について見ると、主にフランス規格(FR)やドイツ・北欧などのEU標準表記で採用されています。フランスサイズ34は、日本の7号(XS〜Sサイズ相当)に該当します。華奢な体型や小柄な方にフィットしやすいスレンダーな寸法です。なお、イタリア規格(IT)では34というサイズは極めて稀で、大半のブランドは36や38から展開されます。
一方で、最もトラブルが多発するのが「サイズ40」の解釈です。フランス規格のサイズ40は日本の13号(L〜LLサイズ相当)であるのに対し、イタリア規格のサイズ40は日本の9号(Mサイズ相当)を指します。同じ「40」と書かれていても、発祥国の違いだけで約2サイズ分の開きが生じるため、ブランドの原産国や採用規格を事前に把握しておくことが不可欠です。
【一目でわかる換算表】フランス・イタリア・ヨーロッパ各国のサイズ対応比較
ヨーロッパサイズ換算表を活用することで、各国独自の表記ルールをスムーズに把握できます。主要な国別サイズ表記と日本号数・汎用アルファベット表記の対比を整理しました。
| 日本号数 | 日本目安 | フランス・EU(FR/EU) | イタリア(IT) | イギリス(UK) | アメリカ(US) |
|---|---|---|---|---|---|
| 5号 | XXS〜XS | 32 | 36 | 4 | 0 |
| 7号 | XS〜S | 34 | 38 | 6 | 2 |
| 9号 | M | 36 | 40 | 8 | 4 |
| 11号 | M〜L | 38 | 42 | 10 | 6 |
| 13号 | L〜LL | 40 | 44 | 12 | 8 |
イタリアサイズを見分ける際の簡単な計算式として「イタリア表記の数字 − 31 = 日本号数の近似値」という目安があります。例えばイタリア40であれば「40 − 31 = 9号」と算出できます。一方、フランスサイズは「フランス表記の数字 − 27 = 日本号数の近似値」となり、フランス34なら「34 − 27 = 7号」と導き出せます。
ブランド別のサイズ感と落とし穴|ZARAとハイブランドでここまで違う
換算表上の数字が一致していても、ブランドのコンセプトやカッティングによって実際の着用感には顕著な差が生まれます。
日本国内でも愛用者の多いスペイン発祥のZARAでは、ヨーロッパ規格(EU)に準拠した数字表記が用いられています。ZARAのサイズ34は日本でいうXS〜Sサイズに相当しますが、欧米人の骨格に合わせて袖丈や着丈が長め、かつヒップ周りにゆとりを持たせた立体設計になっています。そのため、日本の標準的な7号感覚で選ぶと「肩幅や胸元はタイトなのに袖丈やパンツ丈が余る」といったズレが生じがちです。
一方、CHANEL(シャネル)やCELINE(セリーヌ)などのフランス発ハイブランド洋服サイズ感は、伝統的なクチュール仕立てに基づき、ウエストの絞りやアームホールのフィット感が非常にタイトに設計されています。同じ34であっても、ファストファッションより身幅が狭く感じられるケースが目立ちます。対してGUCCI(グッチ)やPRADA(プラダ)といったイタリア系メゾンのサイズ40は、メリハリのあるシルエットを意識しつつも、バストラインに適度なゆとりを持たせているのが特徴です。
バスト・ウエスト・ヒップの実寸目安|ヌード寸法から割り出す適正サイズ
洋服のサイズ選びで失敗を防ぐためには、ブランドが想定している基準体型(ヌード寸法)を把握しておくアプローチが極めて有効です。
一般的なレディース服の標準的なヌード寸法目安は以下の数値帯に収まります。
- フランスサイズ34(日本7号相当):
バスト:78〜82cm / ウエスト:58〜62cm / ヒップ:84〜88cm - イタリアサイズ40(日本9号相当):
バスト:82〜86cm / ウエスト:62〜66cm / ヒップ:88〜92cm - フランスサイズ40(日本13号相当):
バスト:90〜94cm / ウエスト:70〜74cm / ヒップ:96〜100cm
ヌード寸法に加えて重要なのが、生地の「伸縮性(ストレッチの有無)」と「ゆとり量(着心地のための余白)」です。タイトなリブニットやストレッチ素材のドレスであればヌード寸法に近い数値を選んでも問題ありませんが、ウールコートやシルクブラウスなど伸縮性のない織物素材を選ぶ場合は、バスト・ウエストの実寸に最低でも4〜6cm程度のゆとりを持たせる必要があります。
失敗しない海外通販の選び方|返品リスクをゼロにする実践テクニック
Farfetch(ファーフェッチ)やSSENSE(エッセンス)、BUYMAなどの越境ECプラットフォームでは、返品時の国際送料や関税の手続きが大きな負担となります。失敗しない海外通販サイズ選びを実践するための3つの鉄則を整理しました。
第1の鉄則は、「商品詳細ページで着用モデルの身長・着用サイズを確認すること」です。海外通販サイトでは「モデル身長178cm、着用サイズ36(FR)」といった詳細情報が明記されています。モデルの体型と自身の身長差を照らし合わせることで、着丈が膝上になるか膝下になるかといったバランスを正確に推し量ることができます。
第2の鉄則は、「手持ちのジャストフィットする服の平置き実寸をメジャーで計測し、比較すること」です。特にジャケットの肩幅・身幅、パンツの股上・わたり幅は、体型のフィット感を左右する決定的な数値です。ブランド側の表記サイズ(34や40)に惑わされず、センチメートル単位の実寸データで判断を下す習慣が失敗を劇的に減らします。
第3の鉄則は、「サイト内のサイズガイドが『国別表記(FRなのかITなのか)』を明記しているか確認すること」です。単に「サイズ40」とだけ書かれている場合は、そのブランドの本拠地(フランス製ならFR、イタリア製ならIT)を確認し、規格の取り違えを未然に防いでください。
【34 40】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ボトムス(デニムやスカート)の34と40は、トップスと同じ基準で選んで大丈夫ですか?
A1:基本的な号数換算(フランス34=7号、イタリア40=9号)はトップスと共通ですが、ボトムスはヒップとウエストの比率が欧米規格特有のカーブを描いているため注意が必要です。特にデニムやスキニーパンツの場合、海外サイズ34はウエストが細く作られていても、股下(レングス)が日本向け製品より3〜5cmほど長めに設定されていることが一般的です。
Q2:普段ユニクロでMサイズ(9号)を着ています。フランスブランドとイタリアブランドではそれぞれ何サイズを選べば良いですか?
A2:フランス規格のブランド(A.P.C.、Maje、Sandroなど)では「36」がジャストサイズになります。一方で、イタリア規格のブランド(Max Mara、MOSCHINOなど)では「40」がジャストサイズです。同じ9号相当であっても、フランスなら36、イタリアなら40を選ぶのが基本となります。
Q3:サイズ34は「XS」と「S」のどちらに近いですか?
A3:フランスサイズ34は、日本の規格で言えば「7号」に当たり、JIS規格のSサイズ(バスト80cm・ウエスト61cm基準)に非常に近いです。ただし、海外ブランドのXSとして扱われることも多いため、タイトに着こなしたい場合は日本のXS〜Sの中間、適度なフィット感を持つSサイズ相当と捉えるのが実用的です。
まとめ:国別規格の違いを理解して最適な1着を手に入れよう
海外表記の「34」や「40」は、一見すると単なる連番の数字に見えますが、その背景にはフランスやイタリアをはじめとする各国の歴史的なサイズ測定体系が存在します。「34=7号(XS〜S相当)」「イタリア40=9号(M相当)」「フランス40=13号(L〜LL相当)」という根本的な差異を頭に入れておくだけで、購入後のサイズミスマッチは大幅に軽減されます。
サイズ表記の数字だけで即断せず、ブランドの原産国、記載されたヌード寸法、そして手持ちの洋服との平置き実寸比較を徹底することが賢い選択への近道です。正確な知識を身につけ、国境を越えたファッションショッピングを快適に楽しんでください。 (出典: 34 40(Yahoo!ニュース))